歩行困難に用いる漢方を思い出しました

皆様こんにちは。

漢方の辞典をぱらぱらめくっていて、はたと閃きました。

筋肉がやせ細り、脱力・痛み・歩行困難に陥ったときの漢方薬があったことを。

ネットで調べると、痛み・しびれの漢方としての紹介が多いですが、昔から、筋肉が弱って歩けなくなった人に使われてきました。

煎じ薬で「十味剉散」(じゅうみざさん)と言います。煎じ薬でなくてもエキス製剤を組み合わせて作れます。

漢方医の平田先生が、十味剉散のエキスの組み合わせ方を提案して下さっています。

ツムラ97大防風湯(だいぼうふうとう)1袋+ツムラ25桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)1袋

地黄が胃にもたれやすいので、コロナ後遺症重症の方はお控えください。

長く飲んでも大きな副作用ありません。

今、出先なので、とりあえずの教科書のショットですが(少しぼやを入れています。著作権の問題もあるのでほんの一部です。)、またのちほど詳細を記述します。

和漢薬方意辞典 中村謙介著